テコンドー世界選手権金メダリスト

濱田真由(はまだ・まゆ)

1994年生まれ、佐賀県出身。ベストアメニティ所属。徳山大卒業。2013年WTF世界選手権銀メダル、第17回アジア競技大会銀メダル、2014年WTFグランプリファイナル銅メダル、全日本テコンドー選手権5連覇中。2015年WTF世界選手権金メダル。

私の大好きなテコンドーに支援をお願いします!

 皆さんはテコンドーを見たことがありますか? あのスピード感、迫力はなかなか言葉では言い表せません。相手選手との駆け引きが勝敗に大きく左右するところも、テコンドーの醍醐味のひとつ。もしテコンドーを見る機会があったら、ぜひ見に来て下さい! そしてテコンドーがとても楽しいスポーツだということを、ひとりでも多くの方に知っていただきたいです。

 私は小学1年生の頃からテコンドーを始めました。協会の皆さんや周囲の方々に支えられながら、おかげさまで国際大会でもよい結果を残せるようになってきましたが、残念ながらテコンドーには十分な活動運営費がないため、その多くを選手が自己負担しているのが実情です。ですから、よい結果が残せるようになっても、その評価が気になって、「この先の私の人生にどう繋がっていくのだろう?」そんなことを考えてしまい、不安になることがしばしばあります。

 テコンドー選手の多くは厳しい練習の合間にアルバイトなどをして、どうにか活動費を捻出しています。たとえ代表選手であっても状況は同じです。私の周囲でも、素晴らしい才能に恵まれながらも、資金的な問題から途中でテコンドーを辞めなければならなくなった仲間たちがたくさんいます。大好きなテコンドーを続けられなくなった彼らの気持ちを思うと、すごく心が痛みます…。

 きっと驚かれると思いますが、テコンドーにはどうしても予算的な制約があるため、代表選手に選ばれたとしても、選手たちは各自、学校や道場で練習するだけになってしまっています。日本代表監督、コーチからの指導も思うように受けられません。もっと活動運営資金があれば、他の競技のように代表選手同士が集まって質の高い練習ができるようになりますし、専門のトレーナー、ドクターに来てもらうこともできるようになります。2020年の東京五輪に向けて、このような状況を少しでも改善していく必要があると日々感じています。

 東京五輪での金メダル獲得を目標に、これからも仲間たちと一緒に一生懸命練習に励んでいきます。まずは2016年のリオ五輪。必ず金メダルが獲得できるように頑張りますので、テコンドーの強化体制の改善のために、皆さんからの温かいご声援、ご支援を、どうぞよろしくお願いします!