Para-Swimming
身体障がい者水泳

日本身体障がい者水泳連盟

 いよいよ2016年9月7日、リオでパラリンピックが開催されます。日本水泳陣も19人の代表選手が世界のライバルたちと戦います。水泳は、毎日競技が行われるので、見どころ満載です。

 パラリンピックに出場する障がい者は、身体障がい者と知的障害者です。ろう者の選手たちはパラリンピック同様、4年ごとに夏季・冬季大会が開催されるデフリンピックに参加します。

パラリンピックは障がいの程度・種類によって不公平がないように、クラスを分けて競技をします。クラスは「1〜10」は身体機能に障がいがある選手、「11〜13」は視覚障がい、「14」が知的障害です。いずれも数字が小さいほうが重い障がいになります。

 例えば、クラスが「S3」と表記されている場合、競技が「自由形、背泳ぎ、バタフライ」で、クラスが「3」という意味です。「SB4」は競技が平泳ぎでクラスが「4」、「SM4」は競技が個人メドレーでクラスが「4」を指します。

 障がい者水泳の大きな特徴としては、用具を一切付けないという点です。水着、キャップ、ゴーグルのみで、健常者とまったく同じです。ただ、視覚障がい者の場合、ターンとゴールの際に壁にぶつからないように、タッピングバーという棒で選手の体にタッチをします。選手のスピードに合わせてタッチをするので、タッピングをするタッパーの手腕も競技の見どころです。

 また自力でプールに入退水できない選手を手伝ったり、両腕が欠損しているなど障がいの程度によってはスタート時に選手の体を支えたり、といった介助者が付きます。

 このように、障がい者水泳ならではの場面もありますが、プールの中で泳ぐ選手たちの姿は、障がいを感じさせない迫力があります。まっすぐ泳ぐ技術やバランス、そして力強く進む筋力を身に付けたからこそのパフォーマンスです。

 なお、水泳に関する障がい者の団体には、日本身体障がい者水泳連盟、日本知的障がい者水泳連盟、日本ろう者水泳連盟があり、それぞれ個々の活動をする一方で、2013年10月、3者が協力し合い障がい者水泳の発展を目指すことを目的に、日本障がい者水泳協会を立ち上げ、公益財団法人日本水泳連盟の加盟団体となり、健常者・障がい者の区別なく水泳を楽しむ活動を行っています。

Message

日本身体障がい者水泳連盟会長

河合純一(かわい・じゅんいち)

選手の力を伸ばすため、広い層からご支援、応援を

1975年生まれ。静岡県浜松市出身。先天性の弱視があり、15歳で全盲となる。パラリンピックは水泳で92年バルセロナから2012年ロンドンまで6大会連続で出場し、メダル21個(金5、銀9、銅7)を獲得した。現在は、日本スポーツ振興センターに研究員として勤務。また、日本身体障がい者水泳連盟、日本知的障害者水泳連盟、日本ろう者水泳協会の3団体で作る「日本障がい者水泳協会」の会長や、パラリンピックに出場したアスリートでつくる「日本パラリンピアンズ協会」の会長も務める。

Message 

Schedule

  • Date
    Event etc
    Place
  • 国内大会
  • 2016年7月17日(日)〜18日 (月・祝)
    (クラス分け16日)
    2016ジャパンパラ水泳競技大会
    横浜国際プール
  • 2016年11月12日(土)〜13日(日)
    (クラス分け11日)
    第33回日本身体障がい者 水泳選手権大会
    福岡市総合西市民 プール(長水路)
  • 2017年3月5日(日)〈予定〉
    2016年度春季静岡記録会 〈予定〉
    静岡県富士水泳場 (長水路)〈予定〉
  • 国際大会
  • 2016年9月8日〜17日(競技期間)
    リオパラリンピック大会
    ブラジル・リオデジャネイロ
  • 研修会
  • 2016年12月17日(土)〜18日(日)
    JPSF公認競技役員養成研修会
    場所―調整中
  • 2017年1月21日(土)〜22日(日)
    JPSF公認障がい者水泳指導者 養成研修会
    しあわせの村(神戸市)

Report

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